ALTERRA / STUDY GUIDE
TOEICのスコアが伸びないとき|学習を見直す5つの手順
教材を増やす前に、点数の内訳、解けなかった理由、復習後の変化を確認します。合計点だけで「勉強法が全部間違っていた」と決めず、次に変えることを1つ選びましょう。
1.比較する結果の条件をそろえる
受験日、試験の種類、リスニングとリーディングの点数を並べます。公開テスト、IPテスト、教材の模試は区別して記録してください。模試を初めて解いた結果と、答えを覚えた問題の解き直しも分けます。
合計が同じでも、片方が伸び、もう片方が下がっている場合があります。模試では時間切れで解けなかった数、迷って選んだ数も残すと、次の確認に使えます。結果だけから一つの原因を断定することは避けましょう。
2.公式の振り返り情報を参考にする
IIBCの「あなたへのアドバイス」では、対象の公開テストについてPart別のおおよその正答率などを確認できます。公式認定証のABILITIES MEASUREDとは分類が異なります。IPテストはこのサービスの対象外です。
IIBC公式「あなたへのアドバイス」で対象条件を確認してください。Part別の数値は課題を探す手がかりにし、個々のつまずきは手元の演習でも確認します。
3.「なぜ間違えたか」を具体的に分ける
- 語句がわからない:音声や文章に出た単語・表現の意味を知らなかった。
- 文の構造を取れない:単語は知っていても、誰が何をしたかを取り違えた。
- 音を認識できない:文字なら理解できるが、音声ではその語句に気づかなかった。
- 意味処理が追いつかない:聞き取った後に意味を考えているうちに、次を聞き逃した。
- 根拠・時間の問題:選択肢を早合点した、本文の根拠を探しきれなかった、時間が足りなかった。
この分類は振り返り用の整理例です。一問に複数の理由があることもあります。「ケアレスミス」でまとめず、どの語や文で判断がずれたかを一行で書いてみてください。
4.原因と復習の作業をつなげる
語句が原因なら、その文での意味を確認してから文ごと読み直します。構造が原因なら主語・動詞や修飾の関係を確かめます。音が原因ならスクリプトと音声を短く照合し、文字なしでも認識できるか試します。
時間が足りない場合は、時間制限なしでも正解できないのか、時間をかければ根拠を説明できるのかを分けます。前者なら理解の確認、後者なら時間を測った演習を検討します。どちらもある場合は一度に全部直そうとせず、頻繁に起きる課題から扱います。
5.次の1週間で確かめることを決める
「来週はもっと勉強する」ではなく、「音声を文字で確認したあと、翌日に文字なしで意味を追えるか」「文法問題の正解理由と誤答理由を説明できるか」と、確認方法まで決めます。
解き直しで正解できても、初見問題への対応と同じとは限りません。復習した問題と、似た課題を含む初見問題を分けて記録します。スコアだけでなく、自力でできるようになった作業を残すことが次の計画につながります。
時間配分は社会人の1週間の学習計画、教材の復習は模試・問題集の復習手順で具体化できます。
学習背景のある事例を読む
430点から625点の掲載事例では、Lは305から335、Rは125から290へ変化しています。合計点の差だけでなく、どちらが変化したかを分けて見る例です。この内訳だけから、特定の練習の効果や自分の結果を予測することはできません。
3つの事例の背景とスコア内訳を確認できます。成果には個人差があります。
学習の進め方を相談する
現在地・目標・期限から、取り組む順番を一緒に整理します。
発行:株式会社Alterra 作成:2026年9月18日 更新:2026年9月20日
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